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Channel: スポーツナビ+ タグ:バーノン・ウェルズ
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バーノン・ウェルズとジョン・ラッキー。世紀の不良債権トレードは成立するか?

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前回、アセベスを見返りにヘイレンを放出しようとしたエンゼルスですが(結果失敗に終わる)、続いてレッドソックスにもちかけたのは不良債権どうしの痛み分けトレード。もともとはヘイレンとウェルズをバーターしようとしてたらしいですがボストンが拒否したとか・・・(笑)とはいっても、【噂】程度のものなので、本気で話し合っているかはまだ分からない、ということは前置きしておきます。エンゼルスが誇る年俸2100万ドルの紳士的チアリーダーことバーノン・ウェルズ。そしてレッドソックスに移籍後はからっきしの、トミー・ジョン手術を受け昨季全休、飲んだくれの元エース=ジョン・ラッキー。・・・すごいトレードだ。とりあえず二人のスタッツを、時には昔の話でもしながら振り返ってみようかと思います。・バーノン・ウェルズ(LF)33歳 2012年77試合出場 .230AVG/.279OBP/.403SLG 11HR 36R 29RBI 3SB WAR0.6年俸 2013年2100万ドル 2014年2100万ドル(時には昔の話を)2003年には、打棒が爆発し、7月15日、オールスターに初出場。161試合出場、打率.317、本塁打33本、打点117を記録し、リーグ1位の49二塁打。1986年にトニー・フェルナンデスが記録した球団記録213本安打を更新する215安打を放ち、イチローらを上回りリーグ最多となった。シルバースラッガー賞を初受賞し、球団とは5年総額1470万ドルで契約延長した。2004年から2005年は、若干成績を落としたが、ゴールドグラブ賞を2006年まで3年連続でトリー・ハンター、イチローと共に外野手で受賞し、2005年は守備機会351で失策が0だった。トロイ・グロースとライル・オーバーベイの加入に伴い、ウェルズに対する警戒が甘くなった2006年は、打率.303、32本塁打、106打点を記録し、2003年以来の3割30本塁打100打点を達成。また、自己最多の17盗塁を決めている。その年のオフには2008年から球団史上最高の7年総額1億2,600万ドルで契約を結んだ。ーウィキ参照(現在)2011年、500打席以上の選手では1920年以降史上ワースト4位の出塁率.248を記録。・ジョン・ラッキー(SP)34歳 2012年全休 2011年28試合登板160投球回 12勝12敗6・41ERA 56BB 108K 203H 119R 20HR  4.71FIP 4.70xFIP WAR1.5年俸 2013年1525万ドル 2014年1525万ドル 2015年50万ドルvesting option(時には昔の話を)エンゼルス時代、プロ4年目となる2002年6月24日に、メジャーデビューを果たし、その年のポストシーズンチームがワールドチャンピオンに輝いた時、第7戦に先発登板していた。その試合で勝ち投手となり、球団史上初の世界一を決めた。第7戦で新人投手が勝ち投手となったのは1909年のワールドシリーズのベーブ・アダムズ以来である。2007年はリーグ2位タイの19勝、防御率3.01で最優秀防御率のタイトルを獲得し、リーグ最多タイの2完封を記録した。4月2日のレンジャーズ戦で4年ぶり2回目の開幕投手となり、5回を無失点に抑え、勝ち投手となった。5月11日から6月1日にかけて5戦5勝を記録し、6月13日にリーグ最速で10勝に到達。初のオールスターに選出された。サイ・ヤング賞の投票ではC.C.サバシア(119ポイント)、ジョシュ・ベケット(86ポイント)に次ぐ36ポイントを集めたが、大差での3位だったため評価が不当に低いのではという声もあった。2009年オフ、ボストン・レッドソックスと5年総額8,250万ドルの契約に合意。ーウィキ参照(現在)2011年、150投球回以上の投手でレッドソックス史上ワーストのERA6・41を記録。スタッツ調べて気づいたけど同じ年に生まれてるんですね。ウェルズも12月で34歳。はたして偶然なのか。。そしてもう一つ面白いのがラッキーの2015年のvesting option。要は条件付きオプションみたいなもので、ラッキーの場合14年までの間に肘の故障で登板機会を多く失った場合、15年にほとんどタダ同然で投げるというクラブオプションが発生するようです。ウェルズの残り契約は2年4200万ドルに対し、ラッキーの契約も2年間で3050万ドル+オプション。(どっちもどっちだな・・・)トレード話はエンゼルスがもちかけているようです。そもそもこんなトレードが成立するか半信半疑。ボストンとしては、手術明けのラッキーがどこまで投げられるのかに興味があるらしい。今年トミー・ジョン手術から復帰した自軍の松坂も良い判断材料かもしれませんが、彼の場合もとからMLBでエース級の成績を上げたことはないので「人による」というのが本音かもしれません。また彼は手術まえから頻繁に故障を繰り返していて、近年はほぼ毎年DL入りしているといっても過言ではないです。その点ではウェルズのほうが今季怪我で手術はしましたが健康とはいえるでしょう。(・・・これもどっちもどっちだな・・・)もし両者本気なら年俸負担が最大の争点になりそうですが、正直2人とも状況がカオスすぎてどちらの球団がどれほどの年俸負担をするのが適切なのか全く思いつかない(T_T)/~~~エンゼルス的には正直ラッキーに賭ける必要なんか全くないように思う。なぜならラッキーとウェルズをわざわざ交換しなくてもほぼ全額負担でウェルズを他球団に放出したほうが得策だと思うからです(笑)そしてボストンと契約する前の時点からラッキーの成績が下降しており、ケガがちになっているのも不安材料。結局これもレッドソックスが拒否するんじゃないかなと思いますね。一応ラッキーには怪我明けの期待は持てるわけですし。。というか正直ラッキーは素行が悪すぎてまだウェルズのほうがマシですわい<`~´>それにしても話題性にだけは事欠かない両チーム。これも人気球団がゆえでしょうか。

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